こんにちは〜。桑名校コーチの下畝地です!
仕方なくない
「仕方ない」の意味を調べると「理不尽な困難や悲劇に見舞われたり、避けられない事態に直面したりした際に、粛々とその状況を受け入れながら発する日本の慣用句」と出てきます。
では、「仕方なくない」とは。そのまま逆にする感じですよね。理不尽な事態に見舞われたとして、その状況を受け入れるべきではないということでしょうか。
今回言いたかったことは「仕方なくない」状況もこの世の中にはあるのではないか?ということです。具体的には人為的なものは未然にどうにかできるような気がします。
思い返してみてください。仕方ないと言って今までかなりのことを終わらせてきてはいませんか?または仕方ないからと言われて、傷付いた経験はありませんか?
バランス崩れていませんか?
桑名校の保護者様でレッスンをコートの側で見ていただいている方はご存知と思うのですが、自分は先月の中盤から終わりにかけてほとんど声が出ない状態で1週間ちょっとレッスンをしていました。(その節は大変失礼いたしました。。)
熱が出てるとかではないのですが、なかなか厳しい状態でしたね。
ただ、診察を受けてもはっきりとした原因は分からず「おそらくストレスだから、意図的に息抜きすることを心がけなさい」というアドバイスを受けました。今までストレスなんてことを考えたことがない人生を生きてきたので、少し驚きました。
そこから自分なりに生活習慣 (主に食事と睡眠) を見直して、なんとか持ち直して今に至るという感じです。またそんな時に「精神的な疲れは肉体的に、肉体的な疲れは精神的に回復せよ」という言葉を知りましたが、すごく腑に落ちました。上手に自分の中のバランスを保つことの重要性を再確認しましたね。
燃え尽きたら終わり
何かの前兆に体はサインを出してくれている気がしました。
自分は大人で、それに気が付きこのままではダメだと感じ取れましたが、子供の場合はどうなのかなと思いました。特に過熱気味な今の少年サッカーを取り巻く環境下において。
指導者が絶対にやってはいけないこと。それは「可能性を潰すこと」だと思います。せめて可能性は潰してくれるなというところですよね。完全に燃え尽きさせてしまったらそこで終わりですからね。
仕事上、たくさんの話が耳に入ってきますが子供は小さな大人ではありません。プロ選手でもありません。ここを勘違いしている方が非常に多い気がします。指導者は子供の可能性を未来に繋げることもできるし、一瞬で終わらせることもある。そこだけは強く心に留めておきたいですよね。