こんにちは〜。桑名校コーチの下畝地です!
コートにダッシュしてくる姿
桑名校の会場は自社の施設なので、僕はレッスン前、大概クラブハウスの中でデスクワークをしています。
一昨日、月曜日の場合は最初のクラスが16時20分スタート。ただ、15:50辺りを過ぎると明らかに誰かがダッシュしてコートへ走って来ていること、そしてボールを蹴っていることを想像できる “音” が聞こえてきます。
その “音” で今日も始まるなって実感して、同時に、みんな今日も楽しそうでいいねって癒されています (笑)
レッスンの10分前ぐらいになると僕もコートへ向かうのですが、そうすると「コーチ!キーパーやってよ!」という流れになり、キャッチしたボールを遠くに飛ばすとみんなが沸いている。そんな光景が広がっています。一見ただの遊びの時間なんですが、こうした時間こそが重要だと、そう感じています。
一昨日の出来事
そんな一昨日のレッスン、2つ目の高学年基礎クラスの子達は17時30分スタートのレッスンですが、いつも17時過ぎにはみんな集まり出して反対コートで試合をしています。一人の指導者として子供達が自主的に楽しんでいる姿を見ることはやはり嬉しいですね。
そしてレッスンが始まった時、あるトレーニングで一人の子が「俺、負けるから面白くない!」と叫んでいました。
そして僕は「上手いとか下手とかじゃないんやで。一生懸命になってないから何もおもろないんやで」とすかさずカウンターを返しました。そこからはかなり頑張っていたように見えました。
負けていても自分の存在を否定されたくないの思いが「俺、負けるから面白くない!」という逆張りの目立ち方に変わっているのだろうということを察してはいましたが、その発言を真に受けてしまっては指導者ではないですよね。そこから前進させてあげること。それが指導者の役割だと思います。
テレビゲームの面白さを持ち込む
テレビゲームの面白さ、それは「自由なチャレンジ×フィードバック」の方程式だと思います。
画面の中では自分の自由を思いっきり表現できて、かつそれがクリアしたとか、ダメだったとかっていうフィードバックの形で突き付けられる。それが夢中になるし、のめり込む大きな要因だと思います。
そしてこの方程式を僕は桑名校のレッスンでも実現したいと常々思っています。なぜかというと、リアルな世界でそれを体験することは、ゲーム内の主人公が成長するのと同様に、みんなの人間的な成長を促すことになるはずだから。
桑名校のフットサルから新しい物語を始めてみませんか?