皆さんこんにちは!三重県桑名校担当の下畝地コーチです!
上までいく選手の特徴とは?
先日、元サッカー日本代表の内田篤人さんが取り上げられていた記事を読みました (記事はこちらから)
記事を要約すると各年代の日本代表に選ばれても、最終的に日本代表 (W杯に出るような) まで上がるのはそこから2,3人であると。そして以前に内田さんが目をつけていた選手はしっかりフル代表に選ばれたって感じのことが書かれています。
そもそもですが、各年代の日本代表に選ばれる時点で凄いことです。けど、その中からコーチ陣は上まであがっていく選手を何となく感じ取ることができる。この感覚はよく分かる気がします。
上手いことは前提として、取り組み方とか佇まいとか、色々な要素があるとは思うですが、個人的に一番は「真剣さ」かなと思います。本当にトップまでいく人はまず熱量が桁違いで、全ての壁を超えていけそうな気迫がある気がします。
本気になれないとスタートもしていない
熱量は夢中具合によって増減すると思っています。
プレーに対するイメージスキルが高くて、あまり練習をしていなくても試合でうまくいく子が中にはいますが、最終的には競技に夢中になっていて日々練習をしている子達に勝てなくなる日が来ると思いませんか?
得意なことを周りの人達が「これが本人が好きなことなんだ」と勘違いしてはいけません。それとは反対に苦手そうなことでも「これは嫌いだろう」と勝手に決めつける必要もないと思います。
得意でも苦手でもお子さんが本気で取り組めることを一緒に探してあげてほしいです。本気になれることがあるから、本当の意味での成長が始まるのだと思います。
大事な感情は焼きついて忘れない
これまで生きてきて忘れることがない感情 (情景) をいくつか思い浮かべることができます。
嬉しかったことも悔しかったこともです。そしてその忘れることの出来ない感情によって今の自分が支えられていると思います。
忘れられない大事な感情っていうのはその人だけの財産で価値観で指針です。豊かな人生っていうのは経験した感情の多さに比例するのではないでしょうか。
私はスクールの活動を通して、特にポジティブな感情をみんなに伝えたいと思っています。主体的に動くことの喜び、できないをできるに変えて自信を獲得する嬉しさなど、大人になったら誰も導いてくれません。幼少期にどのような価値観に触れるのかはかなり重要だと思います。将来、みんながスクールで感じた思いを背負って社会で活躍してくれたら、指導者としてこれ以上に嬉しいことはないですね。