皆さんこんにちは!三重県桑名校担当の下畝地コーチです!
「それ、やってることカッコ悪いよ。」
本日のあるレッスンですが、他の子のプレーに不満があったらしい子がミーティング中も独り言で小言を投げかけている場面がありました。
正直、私から見ているとその場面はどっちも悪いって感じだったんですが、怒りがおさまらなかったのでしょうか。
全体への話を止めた私から「さっきから何なん?言いたいことがあるなら、はっきりとその子の目の前に立って言うか、言わないかのどっちかやろ。一人でぶつぶつ言ってみんなに気にしてもらおうって弱すぎやで。それ、やってることカッコ悪いで」と言い放たれる結果になりました。その後は何を言うこともなくレッスンに集中して頑張っているように見えました。
競技のことについてみんなに怒ることなんて何もないですが、社会スキルやコミュニケーション、マナーの部分で注意することはもちろんあります。子供達の前に立つ人生の先輩として、教えるべきことはサッカー・フットサルのことだけではありませんよね。
なぜ?を伝えるから変われるし、伸びる
ちなみにですが、私の注意の仕方は○○しちゃダメって注意の仕方ではありません。
○○だから○○するのは違うでしょみたいな感じです。なぜ?の部分を伝えれば大抵の場合はやってはダメな意味が伝わるはずです。
競技も同じで、これすればいいのに!って見てる側は思うじゃないですか?けど、それが違うんです。子供達の頭の中の状態をイメージしないことには成長させるレッスンなんて作れません。
ドリブルでしょ!パスでしょ!シュートでしょ!こんなこと言ってはいては本当の成長なんてないですね。なぜ?の部分をもっと理解させないと。あと、子供って説明すると意外に本質を掴むのも早いと思いますよ。その努力を大人が面倒になってやってないだけだと思います。