皆さんこんにちは!三重県桑名校担当の下畝地コーチです!
練習メニューはどう作る?
昔、廣瀬コーチから言われて今でも心に残っている言葉があります。
それは「スクールはレッスンをしなければいけないよ。最後終わった時に子供達が何か一つ分かりやすく “スキル” を持ち帰ってないとダメだよ」というニュアンスの言葉でした。
レッスンって時間が限られていて、その中で効果を高めるために獲得させたいスキルをどう落とし込むか逆算で考える必要があります。プロ指導者として子供達の成長をのんびりと待っていてはダメなんです。私たちが刺激を作って子供達が上手くなりたい!と思えるように仕向けないといけません。
個人的にですが、練習メニューはどうしたら獲得させたいスキルを使って状況打破できる場面をたくさん作れるのかを考えてアイデアを出しています。例えばシュート練習ならシュートの中でもどんなシュートの打ち方にフォーカスして、かつそのシュートを打てばゴールが決まる場面ってどういう状況下なのか、さらにその効果をどう伝えるのかを紙に書き起こしていくような感じです。
現場で大事なことは分析と提案
けど、レッスンが始まるといい意味で準備してきた練習メニューは捨てなければいけません。
レッスンは生き物です。どれだけイメトレしても想像通りになることは滅多にないです。
目の前の子達は何が出来ていないのか分析して、どうすれば解決できそうなのかを提案できないとダメなんですよね。よくありがちなのは指導者が感想だけをいう場合。「シュートダメだね、練習しよう」「そこはドリブルじゃなくて、パスでしょ!」これ伝えて上手くなりますか?これで上手くなるなら誰でもスーパーな指導者になれます。
最高の準備をする、けど、現場では目の前の状況を真剣に捉えてアクションを起こす。子供達に何かを求める前にまずは指導者から本気の姿勢で取り組まないといけないですね。