皆さんこんにちは!三重県桑名校担当の下畝地コーチです!
自分の弱さを知る 宇宙で見えたこと、地上で見えたこと
さて、今月も最近読んだ本の紹介をさせてください〜
第6回に紹介するのは野口聡一さん、大江麻里子さんの「自分の弱さを知る 宇宙で見えたこと、地上で見えたこと」です。
内容は元宇宙飛行士の野口聡一さんとテレビ東京アナウンサーだった大江麻理子さんが過去を振り返り、テーマを取り上げ、深く話を掘り進めるような感じです。お二人の価値観を存分に味わえるような本だと思います。
読んでいて特に刺さった部分をご紹介します。
「(大江) 何より心に残っているのが、アイデンティティというものは、不変のものによって確立しないといけないという話です。変わるものと自分とを結びつけてアイデンティティを確立してしまうと、そちらが変わってしまった時に自分を見失うことになるというのです。(中略) キリスト教の教えでは、だからこそアイデンティティは神との関係で確立しなさいということなのですが、私はキリスト教の信者ではないので神というのがよくわかりませんでした。それならば、その他の不変なものって何だろうと考えたら、誰もがいつかは死ぬということは共通していると、その時思いついたのです。だから、死ぬまでにどう生きるかというように、死と自分とを結びつけてアイデンティティを確立しておけば、途中ではしごを外されることはないのではないかと考えるようになりました。仕事に自分の存在意義を見出してしまうと、どうしても困難にぶつかるケースが多いのではないかという気がします。
他にも教訓にしたくなるような表現がたくさんあったのですが、読み終わって特に印象的だったのは上の部分でした。世の中には色々な考え方が溢れていて面白いですね。
他にも興味深いことたくさん書いてあったので、気になる方はぜひ声かけてくださいね。喜んでお貸ししますよ〜
次月もまた読んだ本をご紹介させてください!皆様も何かオススメの本がありましたら是非教えてください!!