こんにちは。
オーシャンズスクールの岡野です。
四日市校では 幼児・低学年・高学年・中学生の4カテゴリー開講しています。
各年代の子どもたちの特徴が如実で、子ども毎にあったトレーニングの大切さをいつもひしひしと感じます。
今日は低学年クラス(小学校1〜3年生)についてお話しします。
フットサルでは、「観る、考える、決断する、実行する」ことの繰り返しですが
低学年の年代では「自分のやりたいプレーを優先してしまう」ことがあります。
大切なのは「なぜそのプレーを選択したのか」自分で説明できるか・です。
子どもたちの中にはドリブルしたい子、シュートしたい子、キーパーしたい子など
各々がやりたいプレーを狙ってポジションについたり走り周ったりしています。
好奇心旺盛な年代なので、まずは自分の好きなプレーや得意なプレーから覚えていくことも良いですね。
しかし一方で、学年が上がるにつれて「プレーに対して責任を持ち、反省し、次に修正する」ことを考え始める必要もあります。
フットサルはチームスポーツですから各々がやりたいことだけをしていたのでは勝てる試合も勝てません。
「なぜドリブルをしたのか?」「なぜその方向に進んだのか?」を根拠づけること、それらを自分で説明できるかが大切です。
例えば自分がドリブルをしていた時に、パスを欲しかったチームメイトに「なんでパス出さないの?」と言われたとしましょう。
パスは出さなかったのか(味方の位置がよくなかった?)
出せなかったのか(自分が気づかなくて?)
ここで「なぜ?」の根拠を説明することができればチームメートも相手のことを理解し、お互いのポジショニングや関わり方(声を出すようになるかも)も変わり、自分も周りを見るようになるかもしれません。
このようにきちんと根拠を持って行動すると、なぜ成功したのか、失敗したとしても次はどうすれば成功できるか?、他のプレーはなかったか?など反省と修正に活かし、次のプレーでは改善する可能性が生まれます。
今日の低学年の練習では、子供達自身で考え、反省し、修正する時間を設けました。
ミーティング後はどのようにプレー変化するか楽しみにしていたところ、はじめ1人1人がアグレッシブにボール奪いにいくプレーから、奪いにいく人と待ち構える人で役割分担が起きていました。
状況により一得一失ありますが、こどもたちが根拠を持ってプレーしていることに大きな価値があります。
子どもたちの考える力を育てることで、フットサルを理解し上達する一助になれるスクールを目指していきます。