こんにちは。名古屋オーシャンズフットサルスクール豊田・NAS大高校コーチの木村です。
6/3(月)のNAS大高校U-10セレクションクラスの練習風景を動画にまとめました。
セレクションクラスの練習内容や雰囲気がわかると思いますので、お時間がある時にでも観てみてください。
動画の中でもメンタルという言葉が出ていますが、メンタル面へのアプローチの1つとして試合前の円陣があります。
参考ブログ>>>【豊田・NAS大高校】メンタルを育むための4つの儀式
円陣の時に言うことは毎回ほぼ決まっています。
・勝ち負けにこだわること
・そのために「切り替え」「球際」「声」をがんばること
・テーマを忘れずにプレーすること
・ただし相手にバレたら自分の判断で変えてOK
だいたいこんな感じです。
特に「勝負にこだわること」は私が一番選手に求める部分です。
なぜか?
それは勝負のこだわらないと本番で起こる現象が起きないからです。
本番で起こる現象とは例えば
・シュートを打とうとした時に相手のディフェンダーが必死になってスライディングをしてくる
・ボールを奪った瞬間にすごい早さで攻めてくる
・体をぶつけて本気の守備をしてくる
・形にこだわらず貪欲にゴールを狙ってくる
といった感じです。
勝負にこだわっていなければわざわざ痛い思いをしてスライディングはしないでしょう。
必死にディフェンスすることもないと思います。
点を取るのはみんな好きなので、攻撃に関してはこちらが言わなくてもしっかりやってくれることが多いですが、真面目な子は「コーチが言った通りにプレーしよう」と考えてしまって、一番大切な目の前の相手との駆け引き勝負に勝つことを忘れてしまうことがあります。
勝負にこだわっていない相手にいくら良いプレーができても大した意味はないと私は考えています。
”スクール用のプレー”はいらない
普段から生徒に言っている言葉です。
私の生徒にはサッカー(フットサル)チームに所属している子や小学校のサッカー部に入っている子、チームに所属せずスクールオンリーの子など、色々な生徒がいます。
ですが共通しているのは「上手くなりたい!」という思いです。
そこで勘違いさせてはいけないのは、スクールの練習の中でのプレーが上手くなることが目標ではないハズだということです。
サッカーチームだったり部活だったり、フットサルチームだったりの本番の試合で活躍することが目的のハズです。
我々のようなスクールコーチは、多くの場合本番の試合を観れません。指示も出せません。
だからこそスクールの中から、なるべく本番に近い形の本気の紅白戦を経験させることが大切だと私は考えています。
実は前回の木曜日の豊田校高学年クラスに雷を落としました。
かなり強い口調で生徒たちを叱りました。
それは彼らがスクール用のプレーをしていたからです。
私は6月末で豊田校を離れます。
彼らに直接指導できる機会はもうほとんどありません。
冨田コーチのことを信頼しているので、出過ぎた真似かと思いましたが
私が彼らに伝える最後のチャンスだと思い、私の思いをぶつけました。
叱られなくてもいいように導いてあげられなかった私の責任が100%です。反省です。
嬉しいこともあります。
「サッカーチームで活躍できるようになった」
という声を頂けるととても嬉しい気持ちになります。
もうすぐエリートプログラム(選抜チーム)が、バーモントカップに出場します。
(残念ながらセカンドチームは一次予選で敗退してしまいました)
彼らの多くは低学年の時からスクールに通ってくれている生え抜きです。
”本番”での彼らのプレーは、私にとっての通知表でもあります。
彼らがどんなプレーを見せてくれるのか?本当に楽しみです!
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<スクール生及び保護者の皆様へ>
いつも私のスクール校に通って頂いてありがとうございます。
クラスの編成上、練習時間外で生徒のみんなや親御様とコミュニケーションを取る時間が不足してしまい、申し訳なく思っております。
私といたしましては「生徒たちが今何を考えていて、どんなことに悩んでいるのか」もっと知りたいと考えております。
困ったこと・気になること・悩み相談・何かの報告などありましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。
>>>お電話でのご相談はコチラ(052-829-1566)