こんにちは!愛知県、三重県でフットサルを教えている名古屋オーシャンズフットサルスクールです。
子どもがサッカー・フットサルをしているならば、切っても切れない悩みがあるのではないでしょうか?それは、スパイク(サッカーシューズ)の嫌なにおい!
下駄箱を開けたら強烈な悪臭が充満していた…
玄関の悪臭が家の中まで漂ってくる…
スポーツバックを開けたら入れっぱなしのシューズ袋から悪臭が…
靴を脱いだ子どもの足にもにおいがついていて、家中でにおいを感じてしまう…
こんな経験はありませんか?
特に梅雨時期や夏の暑い時期には強烈なにおいに悩まされますよね。
今回は、スパイクのにおいの原因と対策について詳しくお伝えします。
スパイクのにおいの原因とは?
スパイク臭の対策の前に、においの原因についてお伝えしましょう。
原因を知ることで、どうすればにおいが発生しづらくなるのか、どんな対策が有効なのかをイメージしやすくなるはずです。
においの元は足の雑菌
スパイクから発生する悪臭の原因となっているのは「イソ吉草酸(メチルブタン酸)」。これはとても強いにおいを発する物質です。
なんと、悪臭防止法で特定悪臭物質に指定されている22種類のうちのひとつなのです。
そんな強烈なにおいの元であるイソ吉草酸をスパイクの中で生み出しているのがバクテリア。バクテリアはあらゆるところに存在している微生物で、もちろん人の体にも様々な種類のバクテリアが存在しています。
バクテリアが繁殖しやすい環境が、温度と湿度が高く、エサとなる物質が多く存在する場所です。
人の足は1日にコップ1杯分ほどの汗をかくといわれています。サッカー・フットサルをしていれば、足がかく汗の量はさらに多くなります。そのため、スパイクの中は足の熱で温度が高くなり、大量の汗で湿度も高くなります。
そして、バクテリアのエサとなるのが人の皮脂や角質。つまりスパイクの中はバクテリアが活発に活動して増殖しやすい環境が揃っているのです。
バクテリアはジメジメしてあたたかなスパイクの中で足から出た皮脂や角質を分解してイソ吉草酸をどんどん生成します。
こうして、あの強烈なにおいが生まれてしまうのです。
靴の通気性の問題
先ほど説明したように、靴の中はバクテリアが繁殖しやすい環境になりやすいのです。
靴の中でもサッカー・フットサルのスパイクのにおいが強くなりがちなのはなぜか?というと、通気性が低く蒸れやすい傾向にあるためです。
ブーツが臭くなりやすいのも同じ理由ですね。
一般的な靴は、通気性を高めるためにアッパー(足の甲)をメッシュ素材にしているものも多いですが、サッカー・フットサルのスパイクやシューズは、ボールを蹴る際の安定性を重視して設計しているため、通気性が低くなる傾向があります。
また、靴底もグラウンドで滑りにくいように固めになっていることも通気性の低下につながっています。
スパイクのにおい対策の基本
もしもスパイクのにおいが気になるようになったら、以下のような方法で対策をしてみてください。
消臭スプレー
においが気になってきたら市販されている消臭スプレーを靴の中に吹き付けるのも効果的です。様々な種類があるので、いくつか試してみてください。
ただし、スプレーの種類によっては皮革製品にシミが残る可能性があります。表面につかないように注意してスプレーをしたり、目立たない場所で試したりするようにしてください。液体のスプレーではなく粉末状の消臭剤もありますので、ぜひ試してみてください。
においがきついため芳香剤を使う場合は注意が必要です。消臭効果のない芳香剤の場合、悪臭と芳香剤のにおいが混ざり合って、余計に嫌なにおいになってしまう場合があります。
中敷きを抜いてしっかり洗う
スパイク内の中敷きは汗を吸収しているため、においの元になりやすい部分です。
取り出すことができるならば、定期的にしっかりと洗い、乾燥させるようにしましょう。中敷きを洗って清潔にすることでかなりにおいは軽減されます。
また、どうしてもにおいが取れない場合には、中敷きを交換してもいいでしょう。
日陰干しをする
風通しがよく直射日光の当たらない場所でスパイクの中を乾燥させるようにしましょう。直射日光の方が早く乾燥しそうだと感じるかもしれませんが、直射日光はスパイクの素材を傷めてしまう可能性があります。
スパイクのにおいを予防するポイント
スパイクのにおいを完全に防ぐことは難しいですが、できる限り臭くならないように予防することは可能です。
スパイクを湿らさない
バクテリアは湿気の多い状態で繁殖しやすくなります。そのため、スパイクを使用した後は通気性の良い状態でよく乾かすようにしましょう。雨などで濡れていなくても、汗でスパイクの中は湿っています。
シューズ袋に入れっぱなしにしたり、下駄箱の中に入れっぱなしにしたりするとにおいが強くなってしまうので注意しましょう。使用しないときには湿度が低く風通しの良い場所に保管するようにしてください。
濡れたら早めに乾かす
雨の日の練習や試合でスパイクが濡れてしまったときには、できるだけ早く乾燥させるようにしてください。
干す前に新聞紙を丸めて靴の中に詰めて水分を吸収させると早く乾燥させることができます。
生乾きのスパイクを使用しない
スパイクの中が湿った状態で使用すると、さらにバクテリアが増殖してしまう可能性があります。梅雨時期など雨が多い場合は、どうしても乾かす時間が足りなくなってしまいます。
そのため2足以上のスパイクを用意して、生乾きの状態で使用することがないようにすることがおススメです。
足を清潔に保つ
スパイクの手入れを中心にお伝えしましたが、スパイクのにおいを抑えるためには足を清潔に保つことも大切です。子どもの足は汗をかきやすいため、毎日しっかりと洗うことが大切です。特に足の指の間や爪の周りは汚れやバクテリアがたまりやすいので念入りに洗うようにしましょう。
ただし、ごしごしと強くあらうと皮膚を傷つけてしまい、傷から雑菌が入ってしまう危険がありますので注意してください。また、5本指ソックスを利用するのもおススメです。5本指ソックスは足の指同士が直接触れることなく、汗の吸収を助けてくれるため靴の中の湿度を抑えることができます。5本指ソックスは足の指を動かしやすくなるので、サッカー・フットサルのパフォーマンス向上にもつながりますよ。
嫌なにおいの対策は日々のケアから
サッカー・フットサルをしている中で、スパイクのにおいの悩みは起こるものです。しかし、日々のケアによってそのにおいを対策できることをおわかりいただけたでしょうか?
においを生み出すバクテリアの繁殖を抑えるため、高温、湿気を避けることが大切です。スパイクの悪臭は不快です。
そして悪臭のするスパイクは様々な雑菌が繁殖している可能性が高くなります。そのため、水虫などのリスクも高くなると考えられます。におい予防のためにも、足の健康のためにも、スパイクや足を清潔に保つようにしましょう。
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